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専門科目

メディア表現特論A(環境)

1990年代初頭に現れた「メディア?アート」と呼ばれる表現は、情報技術の更新をいち早く取り込みながら諸領域を横断し、新旧のメディアをかつてない方法で連結するだけでなく、新たなメディアを発明するなど、そのあり方自体が既存のフレームを逸脱していく運動として捉えることができます。ソーシャルメディアに代表されるコミュニケーション、メディアを介した見世物的な催しやそれへの過度な依存、さらには自然災害や環境?エネルギー問題など、日常が非日常との境界を持たなくなった現在において、メディア表現やメディア技術のもつ意味や可能性を改めて検討することが必要とされています。それは同時に、人間の存在や世界との関わりを再検討することにもつながるでしょう。

本授業では毎回、担当する教員がそれぞれの視点からテーマに沿った事例を挙げ、問題提起および分析?考察を行います。授業は講義形式を中心に、一部では体験を重視した実習的内容を含みます。また、3人の教員による対話の機会を設けることで、問題の共有と相互の触発を促進します。

講義計画?項目

第1回(全担当教員)オープニング
第2回(前林)インタラクションとフレーム問題
第3回(前林)「感覚」をつくるための「技術」
第4回(小林)技術がもたらす影響
第5回(小林)技術との距離感
第6回(小林)見学(距離感を掴むための実践)
第7回(小林)体験(人力と機械)
第8回(鈴木)音響を取り巻くテクノロジー
第9回(鈴木)テクノロジーの記録と再現
第10回(前林)場所?感覚?メディア
第11回(前林)3つの「S」(スペクタクル?シミュラークル?シミュレーション)
第12回(鈴木)音の記述 – スコアから音響生成へ
第13回(鈴木)身体と音響 – 演奏?操作
第14回(全担当教員)課題発表?講評
第15回(全担当教員)クロージング

教科書?参考書等

「ユーザー?イリュージョン」トールノーレット?ランダーシュ
「デカルトからベイトソンへ」モリス?バーマン
「生きていること」ティム?インゴルド
「ポスト?ヒューマン誕生」レイ?カーツワイル(2005)
「適正技術と代替社会」田中 直(2012)
??「メディア考古学とは何か?: デジタル時代のメディア文化研究」ユッシ?パリッカ (2023)
「音楽のピクニック」小杉武久 (1991)

綜合科目 綜合学1(総論)?2(展開)?3(各論)
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専門科目 メディア表現特論B(応答)